オペレーション改善

今の時代に、改善が求められている理由

ホテルや旅館は複数の部門やセクションに分かれ、それぞれに業務を割り振り、運営をしています。配属されたセクションではそれぞれに専門的知識が必要となるため、研修を行い、お客様応対をするのが通常でした。
昨今では、労働者の高齢化、供給施設増加による人的資産の取り合い、また働き方改革による労働環境の見直し等により、労働力が低下し「シフトが回らない」「人がいない」という声を多く聞かれるようになりました。

業務効率や付加価値向上により、生産性が向上し、従業員満足度、お客様満足度、そして収益改善につながるようサポートしてまいります。

ホテル旅館のオペレーション改善

【部門ごとのオペレーションを見直し、業務効率を目指す】

弊社の強みは「全員が現場出身者であること」
現場ではシフトごとに、業務の流れ、実際に使っているシステム、ツール、 書類等を確認いたします。
当社の目線だけでなく、従業員から問題点等を抽出すべく、インタビューをしながら行います。
収益改善が目的の場合は、数値分析ならびに目視調査も併せて行うことが大切です。

  • 弊社スタッフが現場に入り、日頃のオペレーションを確認
    業務についてはインタビューを受けながら業務の流れを確認します。
    スタッフからも改善点を抽出しながらインタビューを実施いたします。
  • 専門家の視点、従業員の視点、お客様の視点を交えて、客観的に報告書を作成
    現状の流れを分析し、課題と問題点を抽出。
    他社事例を考慮しながら、収益、CS、ESの観点から業務改善の提案をいたします
  • 報告書をもとに、現場と打ち合わせしながら、実践

【CS改善による収益改善】

80~90%のインターネットユーザーが「口コミを見てからどこに予約をするか決める」と言われるほど、口コミ=CS(お客様満足度)評価が重要視されてきています。「泊まりたいエリアで、金額が同じであれば評価が高いほうを選ぶ」ので競合分析をして、CS向上に向けて全社で取り組むことが大切です。
CS改善を行うためには、明確な目標設定と、具体的な取組が必要です。収益改善の一環として行うケースがほとんどです。

  • 自分の施設の評価を見える化して、全館で共通認識を持つこと
    具体的な目標を設定する。
    「全体的に上がればよい」ということではない。従事するスタッフに、料理は●点を目標、清掃は●点を目標、と項目ごとに1年後の目標設定をしてもらい、全館で共有する。
  • 毎月1~2回、CSミーティングを開催し、評価について検証する。
    お客様からのコメントについて、具体的にどう取り組むかも担当者が決めて実施
    その取り組みについての効果測定も行う

【マルチタスク導入に向けて】

「以前は●名いたが、退職して今は●名しかいない」「募集をかけてもなかなか応募がない」と、「人手不足」という言葉をよく耳にします。少子化や高齢化により益々雇用が難しい時代になるため、今までの業務を見直すとともに、今までは縦割りで割り振られていた業務を、一人が複数の業務ができるようマルチタスク化したい、という施設が増えています。

  • 弊社スタッフが現場に入り、日頃のオペレーションを確認
    業務についてはインタビューを受けながら業務の流れを確認します。
    スタッフからも改善点を抽出しながらインタビューを実施いたします。
  • プロジェクトチームを組み、無駄な業務の削減、業務改善、組織の見直しを図る
    マニュアルに落とし込む
  • クロストレーニングをしながら、他セクションの業務を習得
    最終的には横断的なシフトにする

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