高単価政策って、提供価値が見合っていますか?

コロナ禍が落ち着いたいま大きな問題は「人手不足」「給与の改定」「仕入れコストの上昇」「エネルギーコストの上昇」などですが、それらの負担増を高単価販売で吸収する動きがかなり活発に行われているようです。
特に東京都内のホテルの販売価格は半年前と比較すると2倍程度になっているようです。日によっては3倍程度の日も珍しくありません。本当にこれで良いのでしょうか?
価値が変わらないのに「需要が有るから」「人手不足だから」「他の国に比べて安価だから」そんな理由で販売価格を変動させていると、自らの首を絞めることになります。
高く販売するのであればそれなりの価値の提供を真剣に考える必要が有ると思います。勿論、スタッフ自身のスキルアップはもとより、経営者の努力などは言うまでも無いことです。もう一度「価格と価値」ということを考える必要が有ります。