利益率改善のための人材育成と労働生産性の改善


人手不足が著しいホテル業界で少人数でも生産性を向上させるために「仕組みの見直し」と「人材育成のための教育研修」が重要である。要するに利益率改善のための構造改革や組織改革をすることである。また資金繰りさえ可能であれば、利益を生み出すためにも人材への投資は積極的に検討するべきである。

◇以下は、弊社がクライアントに対してコロナ禍における業務改革(効率化=生産性改善)の考え方を示した一例である。この考え方はコロナ禍が一つのきっかけとなったが、平時においても必要なことであり、ホテルのバリューアップにおいては常に必要な取組となる。

「やらなくてもよいこと」「業務の簡素化」「業務の軽減」「システム化の推進」を探し出すこと。少人数でのホテル運営を可能とするためには「総労働時間の短縮」という考えが重要となる。同時に個々のスタッフの生産性をアップさせるために教育研修なども実施する必要もある。

◇以下の考え方を参考にして現場スタッフとともに検討すること。
 いままで1時間かかっていた業務を40分間で行うためには?
 5人で行っていた業務を4人で行うためには?
 今までのやり方が当たり前と思っていたことが本当に必要なのか?
 料理の提供方法や接客方法を簡素化できないか?
 電話応対を減らすためには何が必要か?
 会計業務や集計業務をシステム化したら業務量は軽減できないか?
 作成している資料は本当に必要なのか?
 部門で重複している業務はないか?
 勤務時間や営業時間などに無駄はないか?
 売上や需要に見合った人員配置になっているか?
 外注していた業務を内製化できないか?